漢検の2級を合格するためにどんな勉強したら良いかわからないの。
僕が勉強した方法でチャレンジすれば、きっと合格につながると思うよ!
本当!?
だけど、どれくらいの時間がかかるのかが不安だわ。。。
結論から言うと、1日30分の勉強で大丈夫だよ!
3ヶ月続ければきっと合格できるよ!
30分!?3ヶ月で!?
その勉強法、教えてください!
この記事では、この中でも特に【漢検2級】を合格できるレベルに到達するための勉強法を詳しく説明します。
漢字検定に興味のある人
漢字検定3級を持っているけど、2級の受験に不安のある人
漢検合格のための勉強のやり方に悩んでいる人
漢字検定2級は3ヶ月勉強すればほぼ合格できる
結論としては、1日30分、3ヶ月勉強すればほぼ合格できます。
3ヶ月!?90日間!?とお思いだと思います。
期間としては長いと感じられている方もいらっしゃるかもしれません。
詳しくはこのあと説明しますが、この3ヶ月間という期間設定は、決して長くはありません。
無理なく毎日コツコツとスキマ時間に続ければ、誰でも合格できるレベルまで実力をアップできる方法を実行した結果、この3ヶ月(90日間)となったのです。
実際の、3ヶ月間の勉強の流れは次のとおりです。
- 問題集1周目: 30日間
- 問題集2周目:1周目で間違ったところ・書けなかったところのみ 30日間
- 問題集3周目:2周目で間違ったところ・書けなかったところのみ 30日間
以上の合計90日間=3ヶ月となります。
具体的な勉強法について紹介する前に、「まずは敵を知る」意味でも漢字検定の概要を紹介します。
漢字検定とは次のように漢字能力検定協会が行っている検定試験です。
「漢検(日本漢字能力検定)」は、漢字能力を測定する技能検定です。漢字を「読む」「書く」という知識量のみならず、漢字の意味を理解し、文章の中で適切に使える能力も測ります。「漢検」の評価は社会的な評価でもあり、学んだことがすぐ生き、生涯楽しく学べ、進学や就職にも役立つため教育や企業の現場で今注目を集めている検定です。漢字は年齢に関係なく学べる身近な学習対象であるため、3歳から102歳という幅広い年齢層の方が「漢検」に挑戦しています。
「漢検」には3つの受検方法があります。
①個人受検は、全国47都道府県の主要都市約180か所に設けられた公開会場で受検する方法です。
公益財団法人 漢字能力検定協会 HPより引用
②団体受検は、学校や塾・企業などの団体で志願者を10名以上集めて、まとめて申し込みを行う方法です。受検場所によって「準会場受検」と「団体公開会場受検」の2つに分かれます。
③漢検CBT(Computer Based Testing)受検は、漢検CBT会場でコンピューターを使って漢検(2~7級)を受検するシステムです。合格すると、ペーパーでの検定と同じ資格を得ることができます。年3回の検定日に限定されずに、都合のよい日程を選んで受検することができます。
漢字能力検定協会は漢検を受ける魅力やメリットを次のように紹介しています。
漢字検定2級の出題範囲は、
高校卒業、大学、一般程度(2136字)→常用漢字がすべて読み書きができるレベル
ちなみに、常用漢字とは
「法令、公用文書、新聞、雑誌、放送など、一般の社会生活において、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安」として、内閣告示「常用漢字表」で示された現代日本における日本語の漢字である。現行の常用漢字表は、2010年(平成22年)11月30日に平成22年内閣告示第2号として告示され、2136字、4388音訓(2352音、2036訓)から成る。
wikipediaより引用
漢字検定の試験は年3回(6月・10月・2月)行っています。
なので、その3ヶ月前の【3月・7月・11月】から勉強をスタートすれば充分間に合うということです。
試験会場、時間については次のとおりです。
ここから、具体的な勉強法について説明していきます。
3ヶ月で合格できる勉強法
準備するもの
まず、勉強するための準備をする必要があります。
と言っても、特別なものを用意する訳ではありません。
わたしが実際に使っていたものを中心に紹介します。
ボールペン:字を書けるなら何でも良いですが、書き味がなめらかなものが○。
以前はパイロットのフリクションを愛用してましたが、今回のこの勉強に関しては、書いた字を消すことはないので、書くことにストレスを感じないような、滑らかさを追求しました。今使っているのはぺんてるのエナージェル(青)です。
アンダーラインマーカー:どんなものでも可。色もお好み。わたしはスカイブルーを使いました。
問題集:漢字検定協会発行ものがおすすめです。
ノート:普通の、いわゆる大学ノート。サイズは大きいものがより良いです。
では実際に、わたしが行った勉強のやり方を詳しく説明します。
勉強ステップ①
先に結論から言います。
わたしの勉強法は、【繰り返し習得する】方法です。
そうです。実に、フツーな方法です。
しかし、そのフツーの中にこそ、シンプルかつ最短で合格レベルに達することができる極意があります。
一日のプロセスは次のようなステップで行います。
①問題集を1日1セクション解く
②解くときは、ノートに実際に書く。わからないときは飛ばす。
③答え合わせをする
④間違ったところ、書けなかったところをマーキング(x印)する
⑤正解の漢字を書く+マーカーで囲う
これを、毎日繰り返します。
ポイントとしては、毎日行うことと同じ時間帯にすることです。
3ヶ月間集中して勉強するのは連続して行うのがコツなので、習慣化することが精神的にも肉体的にも良いです。
同じ時間帯にすることで、勉強するための時間を作ることを自然とできるようになります。
ただ、わざわざ気が向かないような時間帯(早起きして時間を作るなど)は避けるべきです。
たとえば、職場であれば、昼食時や終業後など、自宅であれば、寝る時間を守る前提でその直前に行うとスムーズに習慣化できます。
実際、わたしは職場で終業後、残業開始までの30分間を勉強に充てました。18時が定時でしたから、18時きっかりに、パソコンから手を離し、そのまま問題を解くようにしてました。
勉強ステップ②
勉強ステップ①を繰り返して問題集を一通りやり終えたら、次のステップに進めます。
勉強ステップ②では、勉強ステップ①でxを付けた問題のみを解いていきます。
これも、1日1セクションでOKです。
勉強ステップ①での正解率にもよりますが、このステップで解く問題数は確実に減っていると思います。
ということは、1日あたりの取り組む時間も減っていることになり=負担が減るということです。
ここでも、勉強ステップ①の要領で行います。
①問題集を1日1セクション解く※①でx印をつけたとこのみ
②解くときは、ノートに実際に書く。わからないときは飛ばす。
③答え合わせをする
④間違ったところ、書けなかったところをマーキング(xx印)する
⑤正解の漢字を書く+マーカーで囲う
勉強ステップ③
最終ステップです。
勉強ステップ②を繰り返して問題集2周目をやり終えたら、次のステップに進めます。
勉強ステップ③では、xxを付けた問題のみを解いていきます。
これも、1日1セクションでOKです。
このステップまで来ましたら、解く問題数は1セクションあたり数問程度になっていると思います。
最終ステップでも、勉強ステップ①の要領で行います。
①問題集を1日1セクション解く※xx印をつけたところのみ
②解くときは、ノートに実際に書く。わからないときは飛ばす。
③答え合わせをする
④間違ったところ、書けなかったところをマーキング(xxx印)する
⑤正解の漢字を書く+マーカーで囲う
以上で全ステップが終了です。
ここで、一度問題集を見返してみてください。
達成感がジワジワと湧いてくることでしょう。
同じ問題集を3周できたことは、凄いことなんです。
ここで大事なのは、
勉強ステップ③の段階でも間違ったところ、書けなかったところをどうするか
です。
問題集のxxx印の部分だけを、試験日まで繰り返し見るだけで良いです。
3周目に解答して、間違えた部分(マーカーで囲ったところ)です。
3回間違えたということは、その問題は自分に合わない=身につきにくいと割り切っていいのです。
わたしも実際にありました。何度書いても、覚えられない漢字があったのです。
そこで、もう諦めて、当日までは問題と回答を眺めるだけにしました。
なにもしないのは精神的不安に繋がるし、ガツガツ書くのも違う気がするし、と。
ですので、勉強ステップ③まで到達したあなたはもう充分に合格するレベルに到達できていると自信をもって良いとわたしは断言できます!
漢字検定試験は、2級の場合、200点満点で約80%の正答で合格とされます。
逆を言えば、20%は間違えても良いということです。
問題集を3周し終えたとき、xxx印が全体の20%以上あることはほぼ無いと思います。
つまり、xxx印のついた、解けない問題は諦めても合格できるということなんです。
まとめ
この記事では、漢字検定2級を3ヶ月の勉強でほぼ合格できる方法について、紹介しました。
・繰り返しの勉強法を継続
・間違えた部分を重点的に自己補習
この2点を行うことで、2級合格のレベルに到達させることができます。
何度も言いますが、この方法でわたしは一発合格できました。
実際、3ヶ月は長い期間です。
しかもその間、勉強をし続けるというのは、簡単ではないかもしれません。
ですが、その中で達成感を味わうことでモチベーションを持続できる方法として、3ステップ形式の勉強法をご紹介しました。
ぜひとも漢字検定2級合格に向けての勉強の参考にしていただけたらと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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