心の中とコロナ禍

家族の記録

家族全員がコロナに感染した。

まずは自分が感染し、次に奥さん、息子、そして娘。

キレーに一日ずつずれて発熱し、一日ずつずれて病院へ行き、抗原検査で陽性と診断された。

そして、10日間の自宅療養がスタートしたのだ。

運が良いことに、熱は3日目には落ち着き、体調も回復しつつあった。アラフィフのカラダにしては結構な回復スピードだ。

だが、運がわるいことに、このとき、仕事の締め切りを迎えるタイミングだった。

そんなとき、職場から宅急便でノートパソコンが届いた。

自分で頼んだことだが、こんな時までテレワークをしないといけない職場で、このまま定年まで働くことに不安が募る。

まぁ、ずいぶん身勝手な言い分なのだが。。

ただ、こんな言い方は良くないのだが、コロナに感染したおかげで、家族4人一緒に居れる時間が長くもてることがありがたいというのも正直なところ。

しかし、この先、後遺症が出るとも限らない。

その不安はこれからも抱きつづけるだろう。

とまぁ、いろいろ考えてしまうのだが、とりあえずは外出できないことをラッキーととらえて、家族の時間をいかに有意義に過ごすかを考えよう。

また、今回のことで体温をやたらと計ることが増えた。

息子が通っている幼稚園は、コロナ禍であることから、登園前の夜と朝の二回の検温をするように言われている。

これがまた一苦労なのだ。

非接触型の体温計を愛用していたのだが、最近少し調子が良くない。

同じ部分を計ったのに、違う温度を示す。

だいたい、元々非接触型自体を信用していないから、これまでの計測結果も参考程度にしか思っていなかった。

それよりも、子供たち、特に長男の超絶イヤイヤ期到来が輪をかけて、ストレスを増幅させる。

非接触型だから、痛くも痒くも無いのに、とにかく「イヤイヤ」。

体温、という言葉を耳にするや否や、逃げ出す始末。

敏感にも程があるよ。。。

とはいえ、計らないわけにはいかないから、夫婦で壁ぎわに追い込んで、捕獲し、羽交締めにして、計測する。

この間、当然だが、息子は阿鼻叫喚ばりに、泣き、叫ぶ。

これのせいで体温が

これを夜と朝に行わなければならないのかと思うと、ゾッとした。

千円に満たない体温計に、これまで散々世話になってきたが、ここらで腹を決め、もうちょっとエエヤツに買い替えしようかという話になる。

苦労して計ったの体温が信用できないのも嫌だし、息子があんまり嫌がらず、すぐに計測できる物を探した。

そして見つけた。

医療機器の認証を取得していて、計測も秒でできる。

見た目もスタイリッシュで、大人と子供用に切り替え等ことができる。

表面温度のほかに、耳での検温もできる。

まさに求めていたものがそれだった。

少々お高いが、その価値は確実にあると思う。

実際、これで検温すると、息子も娘も全く嫌がらないようになった。

特に娘などは耳での検温がお気入りらしく、なんと、自ら耳を指差し、検温を強要(笑)してくるようになったほどだ。

なんにせよ、これで毎朝のストレスの一つが軽減されたのはいうまでもない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました