モーニング・ルーティーン

家族の記録

4月から息子が幼稚園に通っているが、毎朝が格闘の日々だ。

前の日、何時に寝ても(だいたい21時ではあるが)翌朝は7時に起床する。

習慣とは凄い。

起きると決まって、パパ~と二人して抱きついてくる毎日に、正直いうと、癒やされてはいる。

いつまでこんなふうにしてくれるのか、と二人を抱きしめながら、思う。

『パパ、おはよう』と息子が言うと

『パパ、※★▽♪◆~』と娘が言葉にならない言葉であいさつをする。

日々、成長する二人が愛しい。

が、そんなほのぼのなときばかりではない。

まず、トイレとおむつ。

息子は未だにおむつが外れない。

だから、なんとかトイレを促そうとするのだが、これがまた、綺麗に拒否られる。

その横で、娘がおむつを持ってくる。替えてくれと。

この違いはなんなんだ。

比べたらアカンけど。

このやりとりの次は、朝ごはんだ。

我が家の朝食はほぼパン食で、その大半が食パン。

特にこだわりはないが、ここ最近は塗って焼くとカレー風味になるやつがブーム。

これがまた美味しい。毎日でも飽きない。

カルディーのそれが一番おいしいのだが人気がありすぎて行きつけの店ではいつも売り切れ状態。

仕方なく、スーパーで見つけたよく似たやつを食べているのだが、正直カルディのと比べて遜色ないのだ。

その上、単価が安い。とりあえずはこれでしばらく楽しめる。

子どもたちもパクパク食べてくれるのだが、それも長くて一週間。

飽きると見向きもしない。

奥さんがせっかく用意してくれたものをよそに、お菓子をせがむ。

というより、勝手にパントリーの扉を開け、物色を始めるのだ。

息子のマイブームはペタグーであり、毎朝テーマソングを歌い続けるという病的な最近である。

これにはさすがに呆れた。

息子の成長が、こんなところにも現れることに、ふぅ、といろんな思いを乗せた

ためいきが不意にもれてします。

横を見ると、奥さんもそんな顔をしていて、目が合う。

この場面の次に待っているのは、体温測定だ。

コロナ禍、園からの要請で、前の日の晩と翌朝の二度、測らなければならない。

息子はとかく、怖がりだ。

というか、得体の知れないものへの嫌悪感がハンパではない。

非接触のものであっても、イヤイヤと叫びながら逃げるのだ。

ただ、この非接触式、安かろう悪かろうの典型で、測って出た数値のブレに信用できないでいた。

仕方なく、脇へ挟むタイプで検温するしかなく、しようものなら息子は敏感に察知して彼方へ逃げていく。

この調子で毎朝繰り広げられるからいくらなんでも疲れてしまうのだ。

それでもそうは言ってられないと、夫婦で協力して息子を捕まえ、羽交締めをし、無理やり脇へ挟む。

まぁ、当然だが、息子は阿鼻叫喚とも言えるギャン泣きをする。

仕方のないことだが、親としては複雑な思いだ。

なんとか検温を終えたところで、出勤する時間を迎える。

このあとのことは奥さんに託して家を出る。

というのが、朝のルーティーンだ。

まぁ、送迎バスに息子を乗せるまでは、更に奥さんは奮闘してくれているだが。。。

あの検温だけでも手間を減らせないかと考えたとき、やはり非接触式のものが一番だと思い、Amazonを頼ることにする。

安かろう悪かろうなものでなく、それなりの値段でも高性能なものを探すか。。。。

それで、ちょっとでも楽になったら、負担が減るのだが。

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