こんにちわ、ゆきむらです
悩みに悩んで40年以上、自称悩みのプロである僕がお送りする、『悩み』に関することを今回もわかりやすくご紹介したいと思います
悩みを抱えている人にとって、その悩みをなんとか解決したいと願う方へ強くお伝えしたいのは、まず今自分が何を悩んでいるのかをまず明確にすることが必要だ、ということです
どんな悩みであっても、解決するために絶対に必要なこととして、自分が何に悩んでいるかと向き合い、把握することからはじめましょう
この記事では「自分が何に悩んでいるのか」を明確にするコツをわかりやすく解説します
うんちの法則を活用する
人は自分が今、何かに悩んでいることは分かっているものです
例えば、
- 気が重い
- 同じことばかり考えてしまう
- 体調がよくない
- 朝起きるのがつらい
悩むことによって、さまざまな症状となって体に現れるからです
しかし、意外と何を悩んでいるのかを明確にわかっている、把握している人は少ないものです
自分が悩んでいることを知りつつ、同時にそれがなんとかならないかと思う割には、悩みの正体を知らないのです
いや、悩みの全体を目の当たりにするのが怖くて知ろうとしていない、と言った方が良いのかもしれません
しかし、本当に悩みを解決したいのなら、まず最初に『自分が何を悩んでいるのか』を明確にすることが先決です
そこで、有効な方法が「うんちの法則」です
この法則を使えば、誰でも「自分の悩んでいること」がわかるようになります
ではここからその方法について解説していきます
悩みをはっきりさせる方法とは
その方法とは、『うんちの法則』と良います
想像しながら読んでください
日頃、生きる上で必要な飲食をしていると、当然排泄、「うんち」がしたくなりますよね
このとき、『うんちがしたい』=『お腹にうんちが溜まっている』ことはだれでもわかることだと思います
そこで、考えてみてください
そのお腹の中にある「うんち」は
- どれぐらいの量なのか
- どんな色なのか
- どんな匂いかのか
- どんな柔らかさ、硬さなのか
これらのことがわかりますか?
わかりませんよね、当たり前のことです
これらを知るためには、そうです
お腹の中から外へ「出す」しかないのです
お腹の中にある「うんち」を出して初めて、量や匂いや色、硬さがわかるのです
これと、自分が今悩んでいることは同じ、ということです
つまり、うんちの法則とは、
自分は何かに悩んでいることはわかっているけれど、その中身は出してみないとその悩みの正体を知ることはできない
ということです
『出す』というのは、思っていることをそのまま言葉にして伝えることを言います
言葉に出すことで、心の中にあるふわっとしたものに輪郭が生まれて、はっきりとした形になります
有意識と無意識について
言葉に出さなくても、自分の気持ちはしっかりとわかってるよ!と思う方もおられるでしょう
ですが、実はそうでないことが研究によって証明されつつあります
得てして人は、自分の頭の中、心の中で考えていることを全て理解している、と思い込んでいます
自分の頭の中で考えることは自らが生み出す思考なのですから、自分のことは全て理解していると考えるのが当然なのです
しかし、実際はそうではありません
人の意識には有意識と無意識とがあるからです
人の意識下における有意識と無意識の割合は次のとおりです
有意識(顕在意識)… 10%
無意識(潜在意識)… 90%
上のような割合だと言われていて、人の意識のほとんどが無意識下にあるといえます
日常生活で、『自分』だと認識しているのはたった10%しかない有意識の部分であり、人は無意識下での認識が大部分を占めるということです
その無意識下で見たり、聞いたり、感じたりすることは、ほとんど認識できておらず、『なんとなく』でしかしることができません
人が『悩んでいる』部分も、無意識の中にあるといっていいでしょう
だから、心の中から『出す』ことで言語化する必要があるということです
必ず『おしりを拭く』ことが大切
人がうんちをしたあと、忘れてはいけないことがあります
それは、『お尻を拭くこと』です
当たり前、ですよね
ほとんどの人は、トイレットペーパーで拭くか、ウォシュレットで洗うでしょう
なぜなら、うんちをして汚れたまま放置すると当然、不衛生から病気になったりするからです
これと人の心も同じです
心の中で思っていること、悩んでいることを言葉に出して、それがどんなカタチなのか、どんなことなのかその全貌がわかったとしても、そのまま放置してはいけないのです
うんちをしたあとにトイレットペーパーで拭くように、心も「拭いてもらう」ことが必要です
心を拭いてもらうとは、『人に聞いてもらう』ことです
心の中のものを言葉に出す、というのは決して一人で壁に向かって言ったりするような『独り言』ではなく、人に聞いてもらうようにしましょう
とは言え、聞いてもらう『人』は、誰でも良いというわけではありません
お尻を拭くトイレットペーパーが清潔であることが条件であるように、聞いてもらう人は自分が『信頼できる人』であることが絶対的条件です
なぜなら、『信頼できる人』でなければ、心の内を出したあと、『そうだね』『大変だったね』とあなたの心を優しく、きれいにできないからです
最後にこの、『きれいにしてもらう』ことが大切です
心の中を言葉にして出したあと、『きれいにしてもらう』ことで人は前向きになれます
前向きになると、ただ悩んでつらいと思うのではなく、今抱えている問題をどうすれば解決できるだろうかという気持ちが自然と湧いてきます
ここまで来れば、次の段階におのずと進むことができます
人は悩みや問題を抱えているとき、たったひとつだけということはありません
ほとんどの人は同時にいくつもの悩みを抱えているものです
それぞれの悩みや問題が生み出すものに振り回されてしまい、その本質になかなか目を向けないでいることが多々あります
だからこそ、立ち止まって抱えている悩みたちと向き合い、その全貌を知るべく、心の中を言語化する必要があるのです
まとめ
悩みを解決するためにまず必要なことは、『自分が何を悩んでいるのか』を知ることです
自分が何を悩んでいるのかを知るためには、『うんちの法則』を活用しましょう
『うんちの法則』とは
お腹の中にあるうんちは出してはじめて、量や匂い、色がわかるのと同じように、自分の心の中も言葉に出してはじめて、その形や大きさを知ることができるということ
また、言葉に出したままではなく、最後に『おしりを拭いてもらう』が如く、信頼している人に『聞いてもらう』ことが必要条件です
『聞いてもらう』ことで、心の中が洗われて、抱えている悩みや問題に向き合っていく勇気がわいてくるからです
悩みや問題は、誰も解決してくれません
また、ほったらかしにしても、自然と解決することもありません
本当の解決をするためには、まず自分と向き合ってみてください
そこから全ては、はじまります
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