毎日のゴミ出し、本当に大変ですよね。
特に、生ゴミを出すのはストレスを感じずにはいられません。
そんな、やっとの思いで出した生ゴミが、見るも無惨な姿になっている。。。
カラスや猫によって荒らされて、心から折れそうになるときありませんか。
せっかく出したゴミがカラスに荒らされて困ってるのよ。
なんとかならないかしら。
おすすめの方法がありますよ!
本当!?ぜひとも教えてほしいわ!!
対策として、
①カラスよけネット
②ゴミストッカー
③ゴミステーション
があります。
ここから詳しく説明します。
地域の自治会や町内会でもカラス対策で悩んでおられるところがたくさんいらっしゃると思います。
ここではゴミをカラスに荒らされないためのおすすめの対策をご紹介します。
カラス対策①カラスよけネットを設置する
出典:amazon
カラスよけのネットを被せる方法です。
これは何より、手軽に導入できるのでおすすめです。
ただし、カラスよけとしての効果を最大限に発揮するにはいくつかポイントがあります。
カラスよけネットを設置するポイント
①ごみ全体を覆うように被せる
ゴミ全体をネットで完全に覆うことが重要です。少しでも隙間が有ればカラスは目ざとくそこを狙ってきます。
必ずゴミ全体をを覆うようにして、かつ、ネットの端をゴミの下へ潜り込ませるようにしてください。
②ネットの端に重石を置く
カラスは思いのほか、その口ばしを使って物を持ち上げる力が強いです。
ネットでゴミを完全に覆い、ゴミの下へネットを潜りこませたとしても、その上にあるゴミが軽いものの場合、カンタンにネットを引き抜いてしまいます。
そこで、重石(おもし)をネット全体の周囲に満遍なく配置することで、カラスはネットを持ち上げにくくなります。
重石としては次のようなものが適しています。
- コンクリートブロック
- ウォーターストーン
- 土嚢
あまり間隔を空けずに置くことが重要です。
だいたい、1~2m間隔で置くことをおすすめします。
③ゴミ出しの時間を厳守する
ゴミをネットでしっかり覆うこと、重石を配置することも大切ですがいちばん重要なのは、
ゴミ出しの時間を厳守することです。
理由は2つあります。
- 収集時刻よりも早い時間帯に出すことで、カラスの視界に入っている時間が長くなる
→カラスに狙われ、荒らされる確率が高くなる - 特に夏場など気温が高い時期は、ゴミそのものが腐りやすくなり、衛生的に悪化する
→カラスの格好の標的となることに加え、他の害虫の温床となりやすい
以上のポイントを押さえることでカラスよけネットを設置する効果が確実に高まります。
ここからは、カラスよけネットのメリット・デメリットを紹介します。
カラスよけネットのメリット
【メリット①】設置費用が安価
導入コストは比較的安価です。
大きさにもよりますがだいたい2000〜4000円程度で購入できます。
【メリット②】持ち運びがカンタン
ネットそのものが軽いため、どこへでも誰でも簡単に持ち運びができます。
また、収納するスペースが小さくてすみます。
ネット専用のポリバケツ等の容器に入れてしまうのも一つです。
【メリット③】設置場所に制約がない
ネット形態の特性として、どんな形にも柔軟にフィットさせることができるので、ゴミの量、大きさ、置き場所の形質を選びません。
ただ、一度に出すゴミの総量を確認した上で、余裕をみて適応サイズの一回り大きいものを検討したほうがよいでしょう。
カラスよけネットのデメリット
【デメリット①】ネットを被せるだけではほとんど意味がない
被せるだけでは、カラスはそのスキマへ上手にカラダを入れ、目標のゴミを狙っていきます。
ネットの端部をしっかりとゴミの下へ潜らせる、重石を置くなどの工夫をしないと効果が発揮できません。
【デメリット②】不使用時の収納に難あり
不使用時に、そのままの状態で置いておくのは景観上、良いとはいえません。なんらかの収納方法を検討する必要があります。
例としてはポリバケツ等の容器にしまう、ゴミ置き場近くのどこかに巻きつけるなど、いくつありますが、形が不整形なことが収納のしにくさにあらわれています。
【デメリット③】やぶれ、ほつれなどの補修が必要
材質はポリエチレンなどの化学繊維が主ですのでそれなり耐久性はあります。
しかし、メッシュの目が細かい=細い糸を編んだようなものですので、小さな穴が開いてしまうと、
そこから穴が広がり、穴がさらに大きくなってしまいます。
定期的に穴が開いていないかを確認し、穴が見つかれば、小さいウチに補修・補強をしましょう。
化学繊維は紫外線により劣化していきますので、ある程度の使用期間を過ぎた時点で買い替えを検討するのもひとつです。
カラス対策②ゴミストッカーを設置する
ネットを箱状に補強した、折りたたみ式のゴミストッカーを置く方法です。
カラスに中のゴミを認識されてしまいますがストッカー本体の重みと上部はフタがついているので荒らされる心配がないです。
ゴミストッカーの種類として、底面なし/ありのタイプがあります。
底面ありタイプは構成上、しっかりと自立します。ただし、底面が汚れやすいため、清掃・メンテナンスが必要です。
底面なしタイプは底面ありタイプに比べて、自立させたときのしっかり度合いが劣りますが、底面がない分、清掃等の手間がいりません。
本体のサイズとしては、60cmx60cm~大きなもので90cmx90cmのタイプがあります。
ここからはゴミストッカーのメリットとデメリットをご紹介します。
ゴミストッカー設置のメリット
【メリット①】軽量で持ち運びがカンタン
大部分がネットで構成されているため軽々と持ち上げることができます。
持ち手がついているタイプもあり、持ち運びにも便利です。
自治会などでゴミ置き場が輪番制になっているところにおいては、かなり重宝します。
【メリット②】不使用時に折りたたんで収納できる
折りたたみ式になっているので、収納スペースとして場所をとりません。
スキマに立てかけておけるので、使用しないときにあまり目立たないので景観を害しません。
【メリット③】ゴミ出しが容易
上部にはフタがついていますが、マジックテープで止めるタイプですので、カンタンに開け閉めができます。
ゴミを持ったまま、片手で開けることができるのでゴミ出し時のストレスが軽減されます。
【メリット④】だいたいの場所に設置できる
地面が平坦であればどんな場所でも設置が可能です。
多少傾斜があっても、ストッカーが自立できるなら使用可能です。
ゴミストッカー設置のデメリット
【デメリット①】ネットの破損などで補修が必要
主たる部分がネットで構成されているので、カラスよけネットと同様、破損する可能性は高いです。
その際、早急な補修が必要になります。
【デメリット②】コストがやや高い
コスト面においては、やや高いです。
小さいサイズでは手頃な価格ですが、大きいもの(90cmx90cm)では2万円を越えるものになります。
自治会などで班編成を組んでいる場合、各班ごとに導入するとかなりの予算が必要となります。
【デメリット③】耐久性がやや劣る
本体が化学繊維でできているので、紫外線によって劣化します。
劣化による破損などで使用不能になる年数は設置場所の環境や保管場所により明確に言えませんが、だいたい6年から7年は連続して使用できるでしょう。
カラス対策③ゴミステーションを設置する
出典:amazon
カラス対策で最も重要なのは、カラスにゴミを『見せない』ことです。もちろん、触れさせないことも大切ですが、そもそも、カラスの視界に入れないことが一番の対策と言えます。
カラスにゴミを見せない方法としてポリバケツに入れるのも手段としてはありますが、容量が小さいことに難があります。
カラスに見せない、かつ容量が大きいものとしてゴミステーションを設置する方法があります。
ここからはゴミステーション設置のメリットとデメリットを詳しく説明していきます。
ゴミステーション設置のメリット
【メリット①】カラスの視界から完全にシャットアウトできる
本体はステンレスなどの金属でできているので蓋をすれば完全に見えません。
実際は通気のための小さい穴が一定間隔で開いてますが、ゴミを視認できるようなものではありません。
【メリット②】容量が大きい
ゴミ容量のバリエーションが非常に多いです。
45ℓ
- 1〜9袋
- 10〜14袋
- 15〜19袋
- 20〜24袋
- 25〜29袋
- 30〜60袋
などのタイプがあります。
サイズは幅1.1mのものから大きなもので幅2.7m のものがあります。
【メリット③】耐久性が高い
素材として、
- 鉄製
- アルミ製
- ステンレス製
- FRP(繊維強化プラスチック)
- プラスチック
などがあります。
中でも、ステンレス製は耐候性が高く、強度も高いので、おすすめです。
ステンレスとは鉄にクロムを混ぜた合金で、鉄よりも腐食に対する耐性が非常に高いです。
スチール製も強度が高いですし、表面には耐候性のある膜(亜鉛メッキ)があり、耐候性はあります。
しかし、その膜が何らかの原因で剥がれると、その部分から腐食が進行します。
ステンレスは素材そのものに耐候性がありますので、キズがついてたとしても、鉄に比べて非常に錆びにくいです。
【メリット④】防犯効果がある(施錠できる)
ゴミステーションの場合、施錠ができるものを選ぶと良いです。
防犯の観点からみて、施錠することは安心が得られます。
ゴミステーション設置のデメリット
【デメリット①】設置の費用が高い
サイズと素材によりますが、特に金属製でステンレスのものは、かなりの費用がかかります。
幅1.5mで15万円程度が必要です。これに加えて、送料、設置手間賃も必要となります。
【デメリット②】清掃が必須
ゴミ袋に入れて出すとは言え、ステーション内はゴミ袋からの液モレ、ゴミ臭などで汚れます。
特に夏場は、虫などが寄ってきたり、内部に発生したりします。
それを防ぐには、内部を清潔に保たなければなりません。
ごみ収集のたびに清掃することが1番ですが、1週間一度は清掃する程度は必要です。
【デメリット③】設置場所が限定される
ゴミステーションは半永久的にその場所に設置するものですので、設置場所は設置する個人や団体等が所有する土地でなければなりません。
または、借地の上に設置するならば、その所有者の許可が必要となることが多いでしょう。
その前提で、設置する場所は平坦かつ堅固な地面であることが必須です。
ペールボックスのようなキャスター付きなものの場合は移動が可能ですが、この場合も、ストップ付きであったとしても、平坦な地面に設置することが望ましいです。
まとめ
今回は、ゴミをカラスに荒らされないためのおすすめの対策として下記の方法をご紹介しました。
- カラスよけネット
- ゴミストッカー
- ゴミステーション
コスト面・耐久性・周辺の環境など、制約がありますが、必ずその場にもっともフィットする方法があります。
カラス問題は日本全体の問題とも言えます。
各地でそれぞれに工夫を凝らして、日々カラスと格闘されていると思いますが、その一助になれればと幸いです。
また、ゴミ自体を減らすこともとても重要なことです。
言うのはカンタンですが、なかなか大変なことですが・・
これを機に、カラス対策をすると同時に、ゴミ自体を減らしていくことを試されてはいかがでしょうか。
我が家でもゴミを減らすべく日々工夫をしているところです。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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