前回は、支出を減らすべく、まずは保険の見直しをしました。
その1番のハードルは、妻でしたが、その彼女も賛同し、次に進むことができました。
ここでは、実際に保険を解約して、返戻金を受け取り、その次の段階である投資を実行するまでを説明していきます。
流れとしては以下のとおりです。
- 保険の解約
- 返戻金受け取り
- 新規保険の加入
- 生活防衛資金の確保
- 投資実行
保険の解約
保険の担当者に連絡を入れたところ、リモートでの対応で解約できるとのことでした。
解約の意思を伝えた時点で、根掘り葉掘り詮索させることと、解約を引き止められることを予想していましたが、全くそんなことはありませんでした。
保険会社の社員だからと保険にこだわりがある人ばかりではないということです。
さらには、その担当者自身が、高校生年代から投資をしているとの情報も得ました。
両学長のように、すでにそのころから自分で稼いでいたとの話しです。
僕たちの野望にも耳を傾けてくれたので、すんなり解約手続きは進みました。
このとき解約した保険は次のとおり。
- 医療保険
- がん保険
- 収入保障保険
- 生前給付終身保険
保険解約手続き自体は少々時間がかかりましたが、完全リモートで完了。
まぁ、あっけない感じです。
同時に、返戻金の確認を行いました。
返戻金受け取り
今回解約するにあたっての返戻金は以下のとおり。
保険の種類 | 毎月の掛け金 | 掛け金合計 | 返戻金 | 返戻率(%) | |
1 | 医療保険(自分) | 5,687 | 187,671 | 81,500 | 0.43 |
2 | 医療保険(妻) | 4,201 | 134,432 | 64,010 | 0.47 |
3 | 生前給付終身保険(自分) | 13,434 | 443,322 | 247,500 | 0.55 |
4 | 生前給付終身保険(妻) | 5,896 | 188,672 | 91,460 | 0.48 |
5 | 収入保障保険(自分) | 5,257 | 173,481 | 0 | 0.0 |
6 | 収入保障保険(妻) | 1,801 | 64,821 | 0 | 0.0 |
合計 | 36,276 | 1,192,399 | 484,470 | 0.41 |
次月には全額振り込まれるとのことでしたが・・・
事前にわかっていたとは言え、掛け金に対する返戻率の低さに驚きです。。
保険について深く知りもせず、加入してしまったツケだと思い、夫婦で勉強代だと無理やり納得しました。
解約により減った支出は
- 解約分:36,276円
- 払済分:20,934円
合計57,210円もの支出を押さえることができたのです。
新規保険の加入
そして、思わぬ展開に。
なんと、解約する際、妻の心が少々変わって、突如、学資保険の一部を払済にすると言い出したのです。
これには担当者も乗ってきて、そのまま手続きされてしまいました。
なぜ、妻は払済にしたいと思ったのか。それが次のような理由です。
- 解約返戻金が少額
- 掛け金が不要→家計の負担が減る
- 満期がそれほど先ではない
妻の考えは理解できましたが、これでは、不要な保険を解約するという目的から外れています。
表面的には負担が減りますし、放ったらかしで、満期になるまで返戻金が増えていく。
確かにメリットだらけに見えますが、もともと、大きな手数料を払っていることには変わりがないので、たとえ返戻金が少なくとも現時点解約し、それを投資に回すほうがずっと得なのです。
他にもう一つ、妻が結婚前から入っていた年金保険についても固辞し、これも同様、解約するにいたりませんでした。
その年金保険を継続したい理由は次のとおり。
- この先の掛け金を家計から捻出せず、自分の財布から出せる(10,000円/月)
- 結婚するまでの期間(5年間)は自分で掛けていた
- 返戻率が高い(利率が高い)ときの契約だった
これも理解はできました。ただ、話し合いで決めたことなのに、心変わりしたのです。
説得しましたが、これも、結局解約にはいたりませんでした。
妻としては、もともと乗り気ではありません。一番の理由は投資には元本保証がないことでした。
それを盾にされて、僕は折れるしかなかったのです。
生活防衛資金の確保
とにもかくにも、保険の内、その半数を解約できたことは大きな成果でした。
そしていよいよ投資を実行する段に至りました。
しかしここで忘れてはならないことがあります。
それは、投資するにあたり、生活防衛資金を半年分~1年分を確保した上での余剰分を投資に充てることです。
その理由としては
- 自分や家族がケガや病気
- 勤め先の倒産
- 災害
これらのような予測の出来ない事態に遭遇した場合の生活費や医療費に充てるためです。
現状の蓄えで、最低半年分は確保できることを確認できたので、いよいよ投資を実行するときが来たのです。
投資実行
いざ、投資の段階になって、まず悩むのがどんな投資に金を投じるのか、ということです。
ここで大事なのは、あくまでも投資が目的ではない、ということです。
投資はあくまで手段であって、目的はその先に現れる収益です。
まずはその収益について、押さえておく必要がありました。
それは大きく分けて以下の2種類。
- インカムゲイン・・・資産を持つことで得られる収益
- キャピタルゲイン・・・資産を売買することで得られる収益
正直言うと、投資について調べるまでは、デイトレード=投資というかなり偏った見方をしていました。
そんな思い込みによって、投資=別世界であり、投資=金持ちの道楽というイメージがあったため、まさか投資をすることになるとは夢にも思っていなかったのです。
現実として実行できる投資は前者のインカムゲインでの収益を目指すのがベストと判断しました。
ではキャピタルゲインとして収益を得る場合の具体的方法として代表的な投資は以下のとおりです。
- 投資信託
- 株式
- 外貨預金
- 金
- REIT(不動産投資信託)
- FX(外国為替拠金取引)
- 暗号資産
- ETF(上場投資信託)
- 不動産投資
- 個人向け社債
- 国債
このうち、現段階で実行できるのは、投資信託と株式投資のみ。
投資信託については、つみたてNISA、株式投資については配当金を見据えた各投資を実行することにしました。
次は、つみたてNISAと株式投資について行った手順を説明します。
私がブログを始めた理由④ へつづく。
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