支出の見直し
前々から気にはなっていた、支出のスリム化。
なんとかしたいとは思っていたが中々実行出来ずにいた。
そんなとき、たまたま見た中田敦彦のYouTube大学で目から鱗の内容満載な講義に、支出の見直し実行の一大決心をする。
それは、両学長という人が著した「お金の大学」についてのもの。
家計は妻が実験を握っていて、そうやすやすと口を挟めるものではなかった。
日頃、一所懸命に倹約をしてくれている妻の、言わば集大成の連続なのだから。
だが、それは自分の思い上がりなのかもしれない。
というより、放任していると言われても仕方がないのかもしれない。
いつかは、いつかは、、と心に秘めながら早3年。
ようやく重い腰を上げる時がきた。
というわけで、妻との格闘の日々が始まった。
家計の見直しイコール支出のスリム化。
全ての支出を見直した結果、やはり保険の見直ししかないという結論に至った。
その他の支出に関しては、現状としては、最大限にして最小限に抑えてくれていることがわかった。
それが何より頼もしい。
妻はきっと、今よりも収入が増えたとしても、倹約を続けてくれるだろう。
保険の見直し
加入保険は以下のとおり。
- 医療保険
- 死亡保険
- 年金保険
- 収入保険
- 傷害保険
- 自動車保険
- 火災保険
- 介護保険
- 変額年金保険
年払いも含め、月当たりの掛け金は九万円超。
これが異常だと気づくまで相当の時間を要した。。。
一般的に謳われている、収入に対する保険掛け金の割合を遥かに超えていたのだ。
二人以上の世帯 ひと月あたりの消費支出平均は以下の通りである。
- 食料 80,461円
- 住居 17,103円
- 光熱・水道 21,951円
- 家具・家事用品 11,717円
- 被服及び履物 11,306円
- 保健医療 14,010円
- 交通・通信 43,814円
- 教育 11,495円
- 教養娯楽 30,679円
- その他の消費支出 50,843円
- 消費支出 合計 293,379円
参考:家計調査報告(家計収支編)2019年(令和元年)平均結果の概要
この内、保険が占める割合は約4.7%である。
それに対し我が家の家計ではおよそ28%ほどの保険を毎月掛けていた。
よく、破綻しなかったものだ・・・
これに加え、住宅ローンもあるし、太陽光発電のローンもある。
それにも関わらず、これまで生活してこれたのは、奥さんのやりくりと鬼倹約のおかげである。
このことに気づけただけでも、家計の見直しを遂行したことの大いなる意味はあるというものだ。
とはいえ、ここで立ち止まったらことは進まない。
断固として、この無駄にかけていた保険たちをまず解約しなければならないのだ。
ここで、両学長の動画から学ばせてもらったことの要点は以下のとおり。
- 最低限必要な保険に絞る (自動車保険(車両保険は不要)、火災保険、掛け捨て生命保険)
- 生活防衛資金(半年~1年分)を確保した上での余剰金を投資に回す
- キャッシュでの貯蓄を継続
- 投資は高配当株投資かインデックス投資
妻を説得
以上を念頭に、妻の説得を開始。
まずは、ことの趣旨から説く。
「支出の見直しをしたいんだけど」
「なんで?」
唐突な申し出に対する対応としては正解と言える。
しかし、ここで挫けてはいけない。
ここは、一つ一つ説明していく。
次の順で要点を話してみた。
- 現状の収入に対する保険の割合について
- 子どもの教育費
- 老後の生活費
- 現状の保険の把握
- 不要な保険の解約
- 貯蓄と投資について
自分なりの解釈を伝えてはみたが、どうも解せない様子だ。
だが、奥さんも保険に対してはもやもやしていたという。
それでも概ね承諾してくれた。
するとどうだ、善は急げとばかりに、
『保険屋さん、来週にでも来てもらう?』
と。
そう、彼女はとにかく行動が早い。
案ずるより産むが易しタイプなのだ。
自分はその真逆の、石橋を叩きまくって割るタイプ。
だからこの時は改めて、この人と結婚してよかった、自分の判断に間違いがなかったと思えた。
奥さんの承諾もとりつけたところで、やっと保険の解約を実行する。
まだまだ先は長い。
わたしがブログを始めた理由③へつづく
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